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夏橙
夏みかん
夏みかんは、正しく和名で呼べば夏橙(ナツダイダイ)ですが、夏みかんと呼ぶのが一般的かと思います
山口県大津郡仙崎町字大日比(當時青海島大日比村)の原産で,酉本要助氏邸内で
発見され,その後原木は萩町に移値されたものである。
萩市の夏澄は低温地における柑橘産地として有名であるが,落果多く且つ果汗が
損失する等の寒害をこうむり易く,従ってこの地方では12月又は1〜2月に採収され.
品質はあまり良くないのである。樹は温州よりも耐寒力が大であるが,暖かい所でないと果実を
樹上で越冬させることが困難なので、近年静岡、愛媛、和歌山等の暖かい
温州栽培地に多く栽培され優品を産している。

夏みかんは、5〜6月の初夏の果物としての価値が大で我が国では
温州に次いで多く栽培されており,我が国における代表的晩生柑橘である。
本種は自根が出やすいが、切らない方が樹勢が旺盛になつてよい。
樹は強健で耐寒力が強くやや開張性であり,枝條は中太で,葉は大きさ中程度
上向性と多少表面に向かって巻く性質があり、花は白色で5月中下旬に開く。

夏みかんの果實は縦径7cm・横径10cm・重量400〜500g内外、扁平形で
果皮は厚さ6〜8ミリ,油胞は大で凹入するものと凸出するものとあり,
果面は凹凸が多く粗く,橙黄色で
樹上に長く置く程風味は良好になるが果面は退色して青緑になる。
果皮内層及び中心には白い部分が多くホロは11〜13あり大きさは整一である。

甘味やや少なく酸味が強いが爽快な風味がある。
種子はやや大で20〜30粒含まれ,胚は灰白色を呈し多胚である。
普通そのまま生食するが,
重曹で酸味を弱め砂糖とウイスキをかけて良べると頗る美味である。
その他マ一マレード又は菓子の材料とし,クエン酸の製造にも供する。

川野夏橙

大分県津久見市、川野豊氏の園において夏橙の中から発見されたもので,早生夏ともいわれる。
樹勢及び果実の外観は普通の夏橙とほとんど同じだが、酸が早期に消失するので甘みが強く
早生系の夏橙,夏みかんである。

なお、山口県萩市農試柑橘試験地で夏橙の系統選抜中に、発見されたものの中に、
和歌山県の原産で、優秀な早生系のものと、晩生系のものとがある。
川野夏橙の枝変わりとして現在は
新甘夏、サンフルーツ、田浦オレンジ、紅甘夏、立花オレンジなどの品種がある。


神奈川県農業総合研究所の夏みかんマーマレードの作り方のぺージをご紹介します。

夏みかんマーマレード

★夏ミカンの汚れ落とし

 夏ミカンの皮の汚れはただゴシゴシ洗ってもなかなか取れるものではありません。熱湯に2〜3分浸けると、表面の汚れが浮きだし、比較的簡単に落とすことができます。
写真:夏ミカンを熱湯に2〜3分浸ける 写真:夏ミカンの皮をゴシゴシ洗う

★夏ミカンの皮

 夏ミカンの果皮の白いところ(中果皮:アルベド)は苦味が強いので、苦味抜きをきちんと行い、ほとんど苦味を感じなくなるようにして下さい。苦い味は大人の味ともいいますが、苦味の強すぎるものはやはり敬遠されてしまいます。苦味はわずかに残る程度にしましょう。
 縦十文字に切った果実から皮を剥がすと、皮はレモンを細くしたような、両端がとがった形をしています。
写真:4つ割の皮 写真:細長く切れたものと太く切れたものをきちんと分ける
 この両端部分はペクチン抽出にまわし、幅の広くそろった部分だけをゼリーとあわせます。もったいないと思って、両端の果皮もあわせて使うと、不揃いの果皮が入り、乱暴な作業で、果皮を壊したように思えますし、実際に見た目も劣ります。夏ミカン5個(1.85kg)から果皮は550gくらいとれ、そのうち幅の広いそろった切り皮は350gくらいになります。両端のクズ皮は200gくらいです。また、果汁は650g、搾りカスは600gになります。搾りカスはペクチン抽出をしやすくするため、くっついている袋をはがし、バラバラにして下さい。
写真:果汁としぼりかす 写真:しぼりかすをほぐす

★苦味抜き

 果皮や搾りカスの苦味を抜いた後は必ず少し口に入れて苦味が残っていないか確かめて下さい。苦味をほとんど感じない程度まで苦味を抜かないとできあがったマーマレードの苦味が強くなります。ここでは果皮や搾りカスの重量の20倍量の水を使っていますが、水の量を変えるなら、水煮の回数も変える必要があります。苦味抜きの水煮でクズ皮は水分を吸って330g、搾りカスは620gくらいになります。
写真:苦みを抜いたクズ皮 写真:苦みを抜いた搾りカス
材料 作り方・その1 作り方・その2 農産物の上手な利用法の表紙

ガーベラ バラ 夏みかんf-tadanuma